現地民と多国籍企業

ペルーの採鉱業についての論文などを読んだ内容をストーリーとしてまとめてみました。

 

 

先進国の多国籍企業は、会社の利益のために、工業製品を作りたい。

そのために資源が必要。

第三世界の土地には、資源が豊富に埋まっている。

 

第三世界の土地に資源が眠っている。

現地民は、自分たちを差別する人たちが住む都会のように、コミュニティに電気が通り、サービス、教育等が充実することを夢見ている。

 

現地の人の夢につけこみ、多国籍企業は、現地民の住む土地に眠っている資源を得るために、土地を買収するため、不完全な説明会を開き、住民に贈り物をしたりして、例えばペルーの場合なら、採鉱会社を作る。

 

多国籍企業の採鉱により、現地民の水や土地が汚染されて、現地民の生活の糧であった農業ができなくなり、健康被害も出る。

 

現地民は必然的に、採鉱業を営む多国籍企業に対して、プロテスト運動をする。

 

多国籍企業側は、多国籍企業から税金や投資を受けている政府と組んで、警察や政府軍や多国籍企業側が雇った民間の軍事企業を使って、現地民に対して暴力を振るう。

 

女性の現地民のプロテスト運動をする活動家は、殺されたり、性的虐待を受けたりする。

 

現地民の中には、採鉱場で働く人もいたり、多国籍企業に雇われた民間の軍隊に入ったりする人もいる。

 

採鉱業によって、現地民のコミュニティは金銭的に潤うが、環境は破壊されて、健康被害が出るので、現地民は採鉱会社に金銭的潤いを求めてはいない。

現地民が求めているのは、インフラではなく教育。

 

今後は、多国籍企業側の社会的責任が問われる。